尼崎市講演会報告
担当:横谷一雄
2019年3月16日(土)14時から、尼崎市中小企業センターの5階会議室で講演会・相談会を開催しました。
午前中の雨も上がり、12名の方のご参加を頂きました。参加された方々は講演を熱心に聞かれていました。6名のNPO会員が参加し、個別相談などに当たりました。
講師は暮松春夫理事長で、前半は遺言書作成における生前介護における寄与分、遺留分に関する事項についてお話されました。また成年後見制度の種類と違い、事例による任意後見の手続等について事例を交えてお話されました。更に最後の意思(Last Will)としての遺言の意義について丁寧に説明されました。
後半は、相続法の改正について配布した資料に基づき、居住権を含め8項目について丁寧にお話されました。
参加者は熱心に講演に聞き入り、将来の不安を解消しようとする姿は参加したNPO会員の励みになったことだと思います。
また、講演会後の個別相談にも5名の方が残られました。「相続」や「公正証書遺言」についての相談があり、暮松春夫理事長の指導の下、これらに対する不安や悩み、分からないこと等についての解消の一助になったと思います。
相談会に参加された方々は複雑な事情を抱えておられたようで、30分あまりの個別相談会だったため、十分に応えられたのかと思いますが、皆さんから“ありがとう”のお言葉を頂き癒される思いでした。高齢化社会になり相続に関する複雑な相談に応えるために、ことのほか当NPO法人の役割、並びに会員の日々の研鑽の重要性を再認識する講演・相談会であったと思います。